FROM HER TO ETERNITY |
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ある女の話を聞いてくれ そう 29号室に暮らす女 ちょうどおいらの部屋の真上さ おいらは泣き出す おいらは泣き出す 女の歩く音が聞こえる 素足で床を歩く ひとりぼっちの女 涙声も聞こえる 熱い涙がぽたぽた垂れて ひび割れから濡れてくる おいらの顔の真上に落ちて来る おいらはそれを口で受ける! 歩いて泣いて 歩いて泣く!! 彼女より永遠に 彼女より永遠に 彼女より永遠に おいら、あいつのシーツの上の日記を読む 小さな染みの一つ一つまでしっかり読み取る ページを引きちぎりおいらのシャツの中に押し込み 窓から逃げ出す そして つるを伝って降りる 女の悪夢から逃げ出し、おいら自身の悪夢ヘ おいらの悪夢! ああ おいらの悪夢! 彼女より永遠に 彼女より永遠に 彼女より永遠に 泣く! 泣く! 泣く! 女は青いストッキングを履いているはずさ おいらはこうやって耳を天井に押しつけてる 聞いてくれ ばかばかしいのは承知の上 だけど これまで聞いたこともない 音が心を締めつける! 歩いて泣いて! ひざまずき泣く! 彼女より永遠に 彼女より永遠に ああ なぜだ? なぜだ? 教えてくれ なぜ天井はまだ震れている? なぜ家具は毒蛇や蛇に姿を換える? 女をものにしたいというこの欲望こそが傷 ガミガミ女みたくじくじくと苦しめる だけど分かっている あの女を手にしたら もう あいつを欲しがらなくなるってこと ああ だから分かるだろう かわいいあの娘は出ていかねばならない! 出ていけ! 出ていけ! 彼女より永遠に Lyris translation:135 Music(135 Music 1998) special thanks to K.Saito and Hideyo Sunahara |
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